TEKI雑記

古民家暮らしのDIYな日々を綴ります

伝統構法でつくる柵~Japanese traditional wood fence~


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社寺仏閣にあるような柵をつくってみました✴️主力材の樹種は、貫は杉であとは桧です!連結に金物や接着剤は一切使用せず、木組だけの強固な連結です❗

用途は柵以外に布団干し、ジーパン干し、平均台、柵越えの練習…そんなとこです!

ではではつくり方の紹介です!

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左右の土台をつくっていきます。


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カクノミ作業が終われば、二つに切り分けます!


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続いて左右土台を連結する長さ一間の横材は…


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左右に「小根ほぞ」を刻みます!柱を落とすために天端に深さ3㎜の切り込みを入れます。「小根ほぞ差し」は土台仕口のひとつですが、個人的には「あり落とし」よりも意匠的に好きですね。


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真ん中の柱です!

上下同じ向きの「平ほぞ」で、中には貫が通ります。気をつけるポイントは、左右の柱を基準とした場合、下がっているということです。


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左右の柱です!

上下の「平ほぞ」の向きが変わります。上のほぞにはコミセンの穴、下のほぞには「小根ほぞ」の穴があきます!


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カンナ掛け、トリマー面取り加工、サンダー掛けをすれば、パーツの完成です🎵


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いよいよ組み立てになります!自分の加工がどういう結果になるか、緊張とワクワクがたまりません❗

まずは左右の柱を立てますが、「小根ほぞ」が入るまで完全には落としません。


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「小根ほぞ」が差されば…


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柱を落とします👍


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続きまして…


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真ん中の柱を立てまして…


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天材を載せ…


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ガッチリ組みました!


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上は樫コミセンでとめまして❗


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下は欅クサビでとめますと、スーパーガッチリ💪抜けません‼️


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一般的にはクサビにボンドつけしたあと、ツライチにキレイに切り落としますが、私はボンドをなるべく使いたくない派です。ボンドを使わない分、伸縮によりクサビが抜けてしまうこともありますので、土台が浮かないようはみ出たクサビを切るくらいにしました!


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貫を差し込み、コミセンでとめれば…


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組み立て完了(^^ゞ

このあと、自然塗料を塗って完成ですヾ(´ー`)ノ

昨年はできなかった刻み大工作業。薪小屋を建てる前の肩慣らしでつくってみました!

自分の頭の中に浮かんだイメージを、まず図面という二次元に落とし込む。そして実際に用意したマテリアルと図面とのズレを認識しながら体現していくというたまらなく面白いプロセス。これが本来の大工仕事なんだろうな。こういう仕事なら、きっと子どもたちは将来、大工さんになりたい!と思うんだろうな✨自然から離れた現代建築、自分で考えることなく作業マン化した忙しい大工では魅力はないよなーなんてことを毎度感じますね。