TEKI雑記

古民家暮らしのDIYな日々を綴ります

古民家の建具隙間対策

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タイトルとこの写真で、何をやったのかはもう明白ですね。

現代建築の耐用年数が短いにもかかわらずここまで普及した背景に、「ゆがみにくい」というのが支持されたのもあるかと思います。
「柱が動く」なんていったら現代消費者はひっくり返るほど驚きますが、木は呼吸しますので動いて当たり前なのです。しかし実際に柱が動いて、ビニールクロスにクラックがはいると「欠陥住宅」のレッテルが張られます。なので、集成材やアルミサッシ、鉄骨などくるわない素材が選ばれるわけです。


さて、木造古民家がどこまでゆがむかといいますと…

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こんなふうに上も

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下も、ぴったりと閉まるところなどほとんどありません(笑)
しかも、この写真よ~く見てください。建具に傷がありますよね。これ、鼠のかじりあとなんです(>_<)

実は年末の大掃除に、物をどかすと…
ナント!鼠が大豆泥棒して食い散らかしているではありませんか!
5㎝の隙間も小さい鼠が入っていたのです!

さて、敷居や鴨居を直すとなると結構な大ごとですので、冒頭の写真のように柱を入れたのです。
(大掃除を中断して)

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材のストックがなければ檜材を買ってくるところですが、杉材(60mm角)がありましたので使いました。

最短施工なら写真のように鴨居のほぞなんて刻まずに、壁に当てつけビス止めですが、私はビス止めが嫌いですので、刻みました。

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敷居のほぞもこのように、ちゃんと刻みました。2.5mmくらいだったでしょうか。そこまでやる人はどこまでいるかわからないですが、どうせやるなら抜かりなくです。

既存の材を傷めるということで、壁(柱)にビス止めも嫌いですが、鴨居や敷居にビス止めも私は嫌いです。
なので柱の長さはゴムホンマーで叩いて入れるくらいを目指します。

もし柱の長さが長過ぎて、鴨居を持ち上げそうなときは、鴨居用のほぞを切りますが、ちゃんと測っていれば大丈夫だと思います。



シリコーンスプレーを鴨居やほぞにシュシュッとやってから叩けば、楽にはまります(^^♪

もし逆に柱が短すぎて当てたらスコスコだった場合は、端材を鴨居に詰め込みましょう!
そうすれば、釘やビスがなくても柱は固定されます。
釘やビスを使っていないので、もし仮に外したいこと(鴨居や敷居の営繕など)があっても外せます。
一層のこと壁にしてしまえ!という決断したなら、その時にビス打ちすれば良いのです。

仮柱にも本柱にもなるのがよいと思いませんか。