
田んぼの生き物の写真を撮りました。
写真は「トノサマガエル」が写っています。
農と自然の研究所の調査によると、田んぼに暮らす生き物の種類はナント5470種!!!
私の汚い手も写って恐縮ですが、「クロゲンゴロウ」だと思います。
「アメンボ」がスイスイ~♪とすべっていました。
「アメンボ」は水があるところに飛んでくる生き物。なので、道路の水たまりにもいたりする水面フェチ。
漢字で書くとなんと「飴んぼ」!捕まえたことがある人にはわかる、焦げたべっこう飴の臭いからです。
「ヤゴ」ですね。
何蜻蛉になるのでしょうか?
わかりにくいですが真ん中に蜘蛛がいます。
背中に赤ちゃんを背負った「コモリグモ」です。
母性は人間も蜘蛛も同じなんですね。
こちらは背中に卵を背負っているので「コオイムシ」といいます。
漢字で書くと「子負い虫」ですね。
「コモリグモ」はお母さんが子育てをしますが、「コオイムシ」はお父さんです。
「コオイムシ」のメスはオスの背中に卵を産みつけるのです。
薬漬け・機械化された現在の田んぼでは、すっかり見なくなった生き物だそうです。
「カワニナ」ですね。
二人で何しているのでしょうか。
本来は川に住んでいてゲンジボタルの幼虫が食べるのですが、山間部の田んぼにはいるようです。
(通りでゲンジボタルも飛んでいるような…)
「アキアカネ」ですかね。
俗に言う「赤とんぼ」ですね。
写真は「ヘイケボタル」です。
綺麗な小川に住み、幼虫はカワニナを食べるのは「ゲンジボタル」です。
「ヘイケボタル」は田んぼの中に棲み、幼虫はタニシやモノアラガイなどの巻貝を食べています。
なので、「ヘイケボタル」は田んぼの蛍なのです。
「サワガニ」ですね。
この子も山間部の田んぼだからいるのでしょう。
「ケラ」と「ミミズ」のツーショットですね。
「ケラ」は田んぼに水が入ると出ていきますが、水の上を泳ぐこともできます。
さらに羽を広げて飛ぶこともできます。まさに陸と水と空を制覇した昆虫ですが、いずれの能力も上手ではないと評されたことから、昔の人は多芸ながら秀でた芸がないことを「けら芸」と言いました。
私からすれば、穴掘りは手からしてプロフェッショナルですが。