
前作の軽トラ用「馬」に問題があり、軽トラ用「馬」を作り直しました。
後ろの作業用「馬」と比べると、かなり大きいのがわかると思います。
まずは、前作の反省点を見ていきましょう。

こちらが前作(2014年度作製)の「馬」です。
コストカットのために足は水杭、台用材木は2×4にしてあります。
さらに足ひかえや筋交いをあるものを利用して作りました。
結果、無茶な負荷が結構かかる軽トラ用にしては、華奢な「馬」になってしまいました。

故に足ひかえの材がたわんでしまい、筋交いが抜けてしまいました(>_<)

しかし、こちらの足ひかえは彫って組んでいるために強度があり、崩壊を免れていると思われます。
足ひかえを交換して直そうとも考えましたが、「馬」の高さも幅ももっとほしかったので一から作り直しました。

今回は、60㎜×75㎜角の檜垂木を利用しました☆

幅は軽トラ幅に合わせて1400㎜にしまして、高さは約1000㎜にしました。
軽トラルーフに合わせようとも考えましたが、急ブレーキを踏んだ時、材が前方に跳び出してくるのも恐ろしいと思い、緩やかな勾配はあった方が良いなと思いました。

気分的に仕上がりを綺麗にしたくて、カンナ掛けしました。
ちゅるちゅるの面になりました。

ホームセンターのものより、やっぱりプロ仕様は仕上がりが綺麗です☆彡
そして機械音も、ましです。

土台です。
今回はスピード簡単合理性を重視し、軸組を極力避けました。

軸組は足の貫だけにしました。

当然、長~い貫になります。

貫を組みました。
込栓が見えるのが、やっぱり美しいですね☆彡

土台、足、台用材木は「タルキック」で留めます。

はい。一本留めでも良かったと思います。

土台と台用材木を留めました。

頬杖を入れました!
これで完成のつもりだったのですが、カンナの性能が良すぎてちゅるちゅるな台用材木になってしまいましたので…

滑り止めの布を張る羽目になりました。
ともあれ、完成~ヾ(=^▽^=)ノ
こういうのって売れないかしら(・・?