TEKI雑記

古民家暮らしのDIYな日々を綴ります

納屋建築 柱篇~①

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一昨日は風が強く、昨日は雨、今日は曇りです。
この時期の天気は「降る・吹く・曇(どん)」っていうのですって。

さて、昨日は柱の刻みをしました☆



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刻む柱は、番付表㋑の㊀と㋑の㊃の二本です!

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はい。柱は価格を下げるために2m材にしました。
こういう時、高身長の方は3m材になるかと思いますが、私はチビで助かりました。

木は立っていた時と同じように使うと言われるように、本来なら東西南北も合わせますが、素人にそこまでもとめなくてよろしいかと思います。
せめて逆木にだけならないように、元口と末口を判断できればよいかと思います。

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今回の建築では、柱に「貫」を入れることにしました。
「貫」とは、柱をまさに貫いて柱同士を連結する水平材のことです。柱の振れを抑制することから、構造強化の役割はもちろん、外壁材の下地としても利用されたりします。
因みに、古くは柱同士の連結材と言えば、今では装飾材になってしまった「長押」でした。鎌倉時代以降、仏様の影響で「貫」が多用されるようになったそうです。
釘でとめる「長押」よりも、柱を貫通さして楔や込栓でとめる「貫」は、革命だったといえるでしょう!
まぁ、そんな「貫」」ですが、今は「筋交い」や金物万歳時代で、使われなくもなりました。

「貫」はしっかりと入れるなら、柱の上から「頭貫」、「内法(うちのり)貫」、「腰貫・胴貫」、「地貫」とまあすごい手数ですが、今回は真ん中の「腰貫」だけ入れます。
「筋交い」を入れるので、構造的に「貫」はどちらでもよいのですが、「貫」はモノを引っかけるのに便利かなという実用的理由と、この納屋は豚舎の入り口でもありますので神聖な空間にしたいというのがあります。

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はい。「貫」の位置ですが、中心線からずれているのが写真でわかると思います。
これは「筋交い」が外側に入るため、接触を避けるためにあえて内側にずらしたのです。

「柱」は105㎜、「貫」は15㎜、「筋交い」は45㎜です。
ということはピッタリですが、柱は反れていることもありますので、2㎜ずらして余裕をつくったというわけです。

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「小根ほぞ差し」の上に来る柱のほぞが完成しました☆

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はい。「重ねほぞ」ですね(^^♪

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㋑の㊀と㋑の㊃の柱が完成しました~(^^)v