
はい。納屋建築をボチボチと進めております。

㋩通り、㋭通り、㋣通りの柱の刻みが終わりました。

刻みはこれまで説明してきたとおりですので、今回は読者の皆様に問題を出したいと思いま~す\(^o^)/
以前にも申しましたが、軸組工法でやってしまうミスとして、向きを間違えて刻んでしまうということが考えられます。
そのため、向きを間違えないように見る方向を決めることが、特に重要になってくるわけです。
番付表の向きが正面としたらわかりやすいですよね。

では、こちら柱はどの位置になりますか?
上面を正面として、下のほぞは土台側になります。

貫穴は上面から下面まで貫通していますが、左側は中心までしか彫っておりません。

下のほぞは、左側に偏重しておりますね。
さあ、どこの位置の柱でしょう?
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答えはー

㋣の㊃です!
ここ以外はありえません!
ではさらに問題です。

㋣の㊃の柱の上の(梁側)のほぞの向きはどのようですか?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
答えは~

この向きです!!!
写真のように表示しておけば、建前時に混乱を避けられますね。