TEKI雑記

古民家暮らしのDIYな日々を綴ります

既存のものに柱を立て、壁をつくる

DSCN2155

計画はするのですが、なかなか思う通りには行きません。
それでも今月中にはこれだけはやれ!と、自分に課題を出した大工作業のレポートです。
はい。昨年建築したものに、柱を足し、壁をつくりました。

DSCN2113

施工前の様子です。

DSCN2115

はい。こちら側に、壁をつくります。
何故、壁をつくろうと思ったのかと言いますと、昨シーズンの大雪でやはり壁があった方がよいと感じたからです。
雪国に住んでいるなら、そんなのわかってたやろ?と突っ込まれても当然ですが、昨年の建築時は、壁をつくると風を受けてしまうとか、雪対策は「雪囲い」をつくればいいとか考えていました。
しかし一年かけて再考した結果、上下に風抜きスペースがあれば壁をつくった方が管理が楽だと思ったのです。

さて、壁の強度は、柱の数・壁板の厚さ・筋交い・貫などが挙げられますが、今回は筋交いや貫は用いません。筋交いや貫は構造をガチガチに強くし過ぎてしまうので、建物全体のバランスが悪くなってしまうと思うからです。
よって今回の壁の強度は、柱の数と壁板の厚さで決まります。
既存の柱は1間毎の3本立っていますので、柱を2本追加しまして半間毎にし、壁板は1寸(30㎜)厚が強度的にも意匠的にも、たぶん施工的にもよいかと思いました。

DSCN2102

さてさて、「柱を立てる」といいましても、色々あるかと思います。
間柱クラスなら、直接ビス留めで十分ですが、4寸(120㎜)角柱となれば、ちょっと工夫したいものです。
丁度、4寸角の端材がありましたので…

DSCN2103

角ノミ作業をしまして。

DSCN2104

分けます!
何だか、お馴染みパーツができましたね。

DSCN2106

このパーツを桁に付けますので、ビス留め用に座彫りを入れときました。

DSCN2137

はい。柱用の杉材です。

DSCN2138

はい。ホゾ加工ができました!

DSCN2116

柱を立てるために、独立基礎をつくります。
既製品の沓石を、地面に流し込んだコンクリにくっつけると言ってしまえば簡単ですが、やった方ならわかるこの面倒臭さですね。
私が初めての独立基礎をした時は、型枠なんかいらんやろ?と型枠無しで施工したのですが、四角く真っすぐに掘るのは想像以上に難しいのと、コンクリがゆるすぎると結構広がっていき、やっぱり型枠あった方がええわと思ったものです。

DSCN2143

コンクリが固まれば、型枠を外します。

DSCN2144

埋め戻し、踏み固めました。

DSCN2146

例のパーツを柱に組みまして~。

DSCN2148

柱を立てます!

柱と桁に隙間なくピッタリ立てるのは、結構難しいものです。
しかし、例のパーツを用いればアジャストできるのです!

DSCN2150

左右既存柱には、焼杉仕上げの「出隅」を付けました。

DSCN2145

はい。ではでは壁板を張っていきま~す。
厚板や屋外には、「ウッドデッキビス」がおすすめですね。

DSCN2154

はい!張り終わりました(^^)/
中の様子ですね。

DSCN2155

こうやって写真に撮ると、隠せないのも怖いですね。
上の写真とこの写真で、私のうっかりミスがわかります。さて、どんなミスだと思いますか?
私のミスの詳細は、読者への問題としておきましょう。

さてさて、広い無垢板の壁が出来上がりましたが、私に絵心があれば何か描きたいところです。
このまま経年変化を味わうのもよいのですが、ベンガラ在庫がありますので着色塗装して遊ぶことにしました。

DSCN2156

まずはサンドペーパー掛けをします。既にプレーナー仕上げの板ですので、240番でよいでしょう。
掛け終わりましたら、水拭きして粉を拭き取ります。

DSCN2157

はい。柿渋にベンガラを混ぜ塗っていきます。
赤ベンガラと黒ベンガラを使って、濃い久米蔵色を目指したいと思います。

DSCN2159

なかなか良い色になったかと思います!
色ムラが気になる場合は、布で拭き上げていくとよいですが、ムラも味のうちということにしました。
この後、完全に乾いてから、乾性油を塗り完成です!

私は化学物質過敏症ですので、石油系塗料の臭いが駄目ですが、柿渋の臭いは全然気になりません。むしろ良い香りだと思うくらいです。マスクも手袋もなしで作業ができ、作業後の洗いものをした水を、敷地に気兼ねなくまけるのも、自然塗料の楽でよいところです。


━─━─━─━─━─・‥…━━━☆・‥…━━━☆━─━─━─━─━─

追記~☆

DSCN2193

乾性油の「桐油」を塗りました!
小屋の焼杉とマッチした、ヴィンテージ感が良いでしょ(*´ω`*)
えっ、色ムラが気になる?
いやいや、この色ムラはわざとです。
私の住む近くに、社寺専門の工務店さんが、どえらいもん新築で建てているのですが、それはそれは見事なのです。行く度に、今回はどこまで進んだかなとワクワクするのですが、ついに足場が外されベンガラ塗装済みの全貌を見た私は、「完璧過ぎて、気持ち悪い」と思ってしまったのです。
さらに失礼を承知で言ってしまうなら、メッチャ匠なはずなのに、塗装のせいで稚拙になってしまったとも感じるのです。要は、子どもが下手塗りした感じですかね。(←超失礼!)
だからです!何かしら崩したものに美があるのではないのかと思い、あえてムラあり塗装をしたのです。
そんな究極の美を頭の中で探求していますと、最後はドカーンとパブロ・ピカソが降りてきました。